【那覇・壷川】総重量パニック!「そば家 鶴小 壷川店」のデカ盛り牛肉そばと禁断のカツ丼セットに胃袋が完全降伏した日

ハイサイ。沖縄に移住して早20年、体内の水分バランスがそろそろ鰹出汁と泡盛だけで維持されているんじゃないかと本気で疑っている、歩く沖縄グルメ百科事典の私です。毎年の健康診断でドクターから神妙な顔をされるのが年中行事となっていますが、そんな私の前に「圧倒的なボリューム」という名の巨大な壁が立ちはだかりました。

今回突撃したのは、那覇市壷川にある「そば家 鶴小(ちるぐゎー)壷川店」。

沖縄に住んでいる人なら誰もが一度はその赤瓦のノスタルジックな外観を目にしたことがある、超有名で定番の沖縄そばチェーン店です。ここは観光客向けのオシャレで気取ったお店とは一線を画す、地元民が「とりあえずあそこ行けば間違いないよね」と絶大な信頼を寄せる胃袋のセーフティネット。メニューを開けば、沖縄そばからチャンプルー、定食、丼ものまで、まるで炭水化物と脂質のグランドスラム。バリエーションが豊富すぎるので、おじいちゃんから小さなお子様まで、ファミリー全員が小競り合いを起こすことなく笑顔で楽しめる平和の象徴のようなお店です。

しかし、そんなアットホームな雰囲気に油断してはいけません。ここの料理、油断しているととんでもない量でこちらの胃袋を破壊しにきます。

今回、私は大の大人2人分のポテンシャルを発揮するべく、「カツ丼そばセット」と、一部のフードファイターたちの間で噂になっている「牛肉そば」の2大巨頭を同時に迎え撃つことにしました。

しばらくして、厨房から運ばれてきた料理を見て、私は思わず席を立ちそうになりました。

おいおい、ちょっと待ってくれ。特に「牛肉そば」、君のボリュームはどうなっているんだ。

器の限界を超えて、これでもかと盛り付けられた牛肉と野菜の山。もはや麺が1ミリも見えません。地質調査のボーリングマシーンの如く、箸を垂直に深く突き刺してようやく麺にたどり着くレベルです。これ、実質「牛肉野菜炒めマウンテン・そば添え」と言ったほうが正しいのではないでしょうか。

意を決して、まずはその牛肉の山から一口。

一瞬で口の中が幸せな肉の旨味で支配されました。甘辛く、かつニンニクがガツンと効いた濃厚な味付けの牛肉が、シャキシャキの野菜と完璧なハーモニーを奏でています。そして、その濃厚な肉汁がスープにじわじわと溶け出し、ベースのあっさりとした沖縄そばの出汁と融合していく。このスープの変化がたまらなく美味い。麺はスープをしっかりと持ち上げる力強い食感で、このヘビー級の具材たちに一切負けていません。食べるごとにエネルギーが体内に満ちていくのを感じますが、同時に「これ、本当に一人で食べきる量か?」という絶望感にも似た贅沢な悩みが頭をよぎります。大満足なんて言葉では片付けられない、圧倒的な充足感です。

そして、もう一つの刺客「カツ丼そばセット」。

沖縄の食堂のカツ丼といえば、カツの上から野菜炒めをとじて乗せる独自のスタイルが有名ですが、鶴小のカツ丼もそのDNAを色濃く受け継いだ、男気あふれるビジュアル。カツを一口かじれば、衣にダシがしっかり染み込んでいるのに、お肉はやわらかくてジューシー。そこに、セットというにはあまりにも主張が強いサイズの沖縄そばが容赦なく並んでいます。カツ丼をかっこみ、そばのスープで流し込む。この炭水化物と脂質の反復横跳びは、人類が開発した最高の贅沢と言っても過言ではありません。

気がつけば、私の胃袋は限界突破。完全にフードファイト状態になりながらも、最後の一滴、一枚まで美味しく完食させていただきました。

鶴小壷川店は、モノレール壷川駅からも近くアクセス抜群。広々とした店内はファミリーでも一人でも入りやすく、沖縄のリアルな日常の美味しさを体験するのにこれ以上ない場所です。お昼から夜まで通しで営業しているので、遅めのランチやがっつりディナーにも大活躍してくれます。皆さんも那覇を訪れた際は、ぜひ鶴小のボリュームの洗礼を受けてみてください。ただし、食べた後は確実に動けなくなりますので、その後の観光スケジュールは広めに確保しておくことを強くおすすめします。

店舗情報

住所:〒900-0025 沖縄県那覇市壷川1丁目3-7

営業時間:11:30~21:00

定休日:水曜日

駐車場:あり(店舗敷地内に完備)

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